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警視庁は16日、東京・歌舞伎町で高額な代金を不当に取 り立てたとして、キャバクラ6店の経営者と従業員計11人を東京都ぼったくり防止条例違反(不当な料金の取り立てなど)の疑いで逮捕し、16日発表した。 1店は、80分飲んだ客9人に対し、266万円余りを請求した疑いがあるという。

保安課によると、逮捕されたのはキャバクラ「Hasta(アスタ) LA(ラ) Vista(ビスタ)」の経営者、並木健斗容疑者(21)=新宿区新宿7丁目=ら。並木容疑者ら4人の逮捕容疑は、昨年12月13日深夜、男性客9人を「全部込み込みで4千円です」などと言って店に案内し、1時間20分の飲食代として266万3千円を請求。

支払いを拒否する客に「このままじゃ終わらねえぞぉ。払えば楽になる」と不当に取り立てたというもの。

他の5店の従業員7人も約17万~54万円を不当に請求した疑いがある。

同課の説明では、歌舞伎町では今年1~5月にぼったくりに関する110番通報が1350件あった。