英国の１０代の男子生徒３人が、性感染症を検知すると色が変わって知らせてくれるというコンドームの試作品を開発した。

このコンドーム「Ｓ．Ｔ．ＥＹＥ」は、クラミジアや梅毒などの性感染症に接触すると、コンドームに含まれる抗体がウイルスや細菌を検知して色が変わる仕組み。

ロンドンのアイザック・ニュートン・アカデミーに通う１３～１４歳の生徒３人が開発した。
３人は、性感染症が英国で大きな問題になっていることを知って開発を思いついたという。理論的には使う人とそのパートナーの両方が感染症に気付くことが可能。
開発者の１人、ダーニヤール・アリ君（１４）は、「病院に行くのは恥ずかしいと思っても、これならプライバシーが保たれる」と話す。
まだ、試作品の段階だが、あるコンドームメーカーから製品化を持ちかけられているという。

世界保健機関（ＷＨＯ）によると、世界では１日に１００万人以上が性感染症に感染している。英国で最も症例数の多いクラミジアは、性行為で簡単に広がりかねない。
この研究は１０代の少年少女の科学技術研究を奨励するティーンテック賞を受賞した。
３人は１０００ポンド（約２０万円）の賞金を贈呈され、後援者のアンドルー王子の招きでバッキンガム宮殿に招待された。
以上、

こうした開発に賞を与える欧州、日本とは文化の違いだろう。
日本の10代から20代の女性の多くが感染している性病・クラミジア、恐ろしいことに女性の場合、自覚症状が出ない場合がほとんどとされ、最近ではオーラルセックスが増え、喉チンコにクラミジアや淋菌などが感染することが増えているという。
日本でも商品化が待たれる。