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印刷業の(株)工藤証券印刷所(大阪市東成区東今里2-9-13、代表:工藤叡男)は7月13日事業停止、事後処理を高橋誠一弁護士(電話06-4707-3667)に一任して、自己破産申請の準備に入った。

負債額は約10億円。

同社は1948年創業のオフセット印刷業者。カタログ印刷から教育・塾向け印刷物、ダイレクトメール印刷なども手がけていた。しかし、少子化やベネッセからの顧客情報漏洩の影響からダイレクトメール印刷が大幅に減少、以前は8億円以上あった売上高が、こうしたことに加え、競争激化もあり6億円台まで落とし、材料高もあり採算性も悪化、過去の印刷機器などの設備投資の負担も大きく、財務内容を悪化させていた。