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米運輸安全委員会(NTSB)は28日、昨年10月に起きた米ヴァージンギャラクティックの宇宙船「スペースシップ2」試験機の墜落事故で、死亡した副操縦士による誤操作が原因だったとする調査結果を公聴会で明らかにした。

同社は、初の民間宇宙旅行の実現を目指していた。NTSBは誤操作が起きた背景も検討し、近く報告書を公表する。
 試験機は、ロケットエンジンで音速近くまで加速中に、機体の尾部にある2枚の翼が起き上がり、姿勢が乱れて激しい空気抵抗による空力破壊が起きた。
NTSBは機体設計や試験に際し、誤操作に対する安全策が不十分だったと指摘した。

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