2015年7月29日、発表されたばかりの東京五輪の公式エンブレムにパクリ疑惑が浮上している。
レコードジャケットや大会ポスターなど幅広く活躍しているグラフィックデザイナーの佐野研二郎氏（４３）が手掛けた東京五輪の公式エンブレムが、ベルギーのリエージュ劇場のロゴに酷似しているとロゴをデザインしたデザイナーのオリビエ・ドビ氏が指摘している。　

ベルギーにあるリエージュ劇場のロゴを制作したベルギーのデザイン会社がフェイスブックに両方のデザイン写真を並べて「不思議」と投稿し、波紋が広がっている。
佐野研二郎氏は２９日、大会組織委員会を通じて「特にコメントはない」とし、組織委の広報担当者は「発表前にベルギーを含めて世界中の商標確認をしており、問題ない」と話しているという。
アルファベットをモチーフにした全体の形は確かによく似ているように見える。ドビ氏側が対応を検討するとの報道も出ており、今後の展開に注目が集まる。

白と黒を反転させただけで表現している・・・