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愛媛県松山市の高校野球強豪校・済美高校は16日、野球部員を殴るなどしたとして男性コーチ(29)を謹慎処分にしたことを明らかにした。

同校は、部員間でいじめや暴力事件があったとして、8月8日まで1年間の対外試合禁止処分を受けていた。(2014年、2年生の野球部員により1年生の部員が灯油を飲まされそうになったり、カメムシを実際に食べさせられるといった事件を発生させていた)

同校によると、コーチは今年1~2月の練習中、1年生部員1人の頭や背中をたたいたり殴ったりした。部員は体調を崩し、5月に退部を申し出たという。同校はコーチを7月13日から8月末まで謹慎処分とし、愛媛県高校野球連盟に報告したが、体罰の詳細は報告していなかった。

 県高野連の二神弘明理事長は「暴力行為はなかったが、誤解を招くような指導があり、コーチを謹慎処分にした、との報告を受けた」と話した。
済美は2004年の選抜大会で初出場初優勝を果たすなど、春夏の甲子園に計6回出場している。
以上、

コーチが生徒を殴れば、上級生が下級生を殴るのは当然と思ってしまい、同校では暴力の連鎖が生じているようだ。暴力による指導方法を改善しなければ、もう済美も終わりだろう。
暴力団でもあるまいし、今時まだ旧式の指導方法しか身に付けていない前近代的なコーチ、謹慎処分の内容ではないだろう。
(2014年の前科がある)済美高校の報告に対して、愛媛高野連も詳細報告を受けていないなどいい加減なものだ。それとも報告を受けていて、お互いの幸せのために隠蔽したとでもいうのだろうか。
同校の野球部は、学校側が監督含め、指導者を一新するしか救いようがない。