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米ブロワード郡当局は、米フロリダ州フォートローダーデールのフォートローダーデー ル・ハリウッド国際空港で29日、ダイナミック・インターナショナル・エアウェイズ社のベネズエラのシモンボリバル国際空港行きのボーイング767型機が 滑走路に向かって地上走行中、エンジンから火が出て、15人が負傷したと発表した。

 郡当局は記者会見で、1人が重度のやけど、2人は比較的軽いけが、残る12人は打ち身や擦り傷などを負ったと発表した。同機には乗客乗員101人が搭乗していたという。
米運輸安全委員会(NTSB)は、出火原因を調べるため調査チームを派遣、調査を開始した。

ボーイング767型機の過去のエンジン問題では、
1991年5月26日、ラウダ航空004便(バンコク発オーストリア・ウィーン=シュベヒャート空港行)が、離陸25分後にタイ国内の熱帯雨林上空で、逆噴射装置の誤作動により第1エンジンが逆噴射し、操縦不能に陥ったまま高度10000フィート以下で空中分解した。乗員乗客233名が全員死亡。墜落原因とされたエンジンはプラット・アンド・ホイットニー製であった。