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横浜市都筑区の三井のマンション「LaLa横浜」西棟の傾斜問題に関し、杭打ち記録のデータを改ざんしたとされる旭化成建材の担当者が、過去約10年間に施工担当または関与した杭工事は、30数件だったことが21日分かったと報道されている。
旭化成は、この30数件を優先的に調査している。
 旭化成は22日、旭化成建材が約10年間に杭打ち工事を請け負った約3000件に関する内容を国交省に報告し、都道府県別や用途などの概要を公表する。

個別案件の詳細情報は公表しない方針。旭化成は現時点で約3000件に、傾いたマンションのような不具合は確認されていないとしている。施工した物件には学校や病院など公共性が高い施設も含まれる。
 以上、

こうしたいい加減な杭打ち工事を施工する人は当然限られるが、あちこちで不正工事をした可能性がある。それにしても約3000棟の杭をどうやって調べるのだろうか。施工した杭の一部を抜き打ち的に調査するしかないだろう。岩盤の支持層に到達せずとも地盤が安定していれば、丘陵地帯やその裾野でない限り総じて沈下している可能性もある。