パリの北にあるサッカー場近くのサンドニで１８日早朝、フランスの警察の特殊部隊が商店街にある建物に捜索に入り、武装グループとの間で激しい銃撃戦が起きた。
この銃撃戦について、パリの検察当局は日本時間の１９日未明、会見を開き、テロリストたちを制圧することができたとしたうえで、武装グループのメンバー少なくとも２人の遺体(うち女性の遺体は自爆によるもの)が見つかったほか男女８人を拘束したことを明らかにした。
一方、この建物にはシリアで過激派組織ＩＳ＝イスラム国に加わり、同時テロ事件に深くかかわった疑いのあるモロッコ系ベルギー人、アブデルアミド・アバウード容疑者が潜伏しているという情報があったということだが、拘束した８人の中にはいなかったという。

今回の銃撃戦について検察は５０００発を超える銃弾を警察は使ったと発表した。
フランスは戦争宣言を出している。