sponsored

新潟県燕市にあるゴルフ用品メーカー(OEM主体)の遠藤製作所は15日、57歳の元役員だタイ子会社社長だった役員(57歳、現在辞任)が、不正な経理を繰り返し、7年間に渡って約2億円を着服していたことが内部通報で判明したと発表した。
同社によると、今年9月に別の内容で本社に内部通報があり、詳しく調べたところ着服が発覚し、本人も不正を認めたという。

元役員はタイで11年前に子会社に採用されたあと6年前に社長に就任し、経理担当の現地の社員に嘘の指示を出して、不正な支出を続けさせていたという。
発覚後の11月末、会社を辞職したが、現在もタイに住んでいるという。会社側はタイの警察に被害届けを出すとともに着服の詳しい経緯を調べている。

遠藤製作所では、第3者調査委員会を発足させ、調査することにしている。

なお、当不正は費用ですでに処理されており、決算に与える影響はない。

当該のタイ子会社の元社長は、今でもタイで女でもかこって悠々自適な生活を送っていたのだろう。

 

連結/百万円
2013年3月期
2014年3月期
2015年3月期
売上高
17,486
15,902
13,815
営業利益
923
26
160
経常利益
1,118
221
390
当期利益
484
-569
-301
総資産
18,626
18,343
19,673
自己資本
12,966
13,350
14,391
資本金
1,241
1,241
1,241
有利子負債
2,333
2,482
2,533
自己資本率
69.6%
72.8%
73.2%