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長崎港にはクルーズ線の予約が昨年の倍近い約200件が殺到したため、現場が安全対応できないとして一時断りを入れるなどしたため、長崎県議会で大問題になるほど、来年に向け、クルーズ船の予約が殺到している。
一方、空の玄関である長崎空港(大村空港)も今年に入り海外観光客を乗せたチャーター便がすでに昨年度の2倍近くになる64便と大幅に増加している。
長崎港近くにはラオックスが免税店の店を構え、長崎空港近くにはJTCが免税店をオープンさせている(ラオックスは中国企業系、JTCは韓国人系)。

10日朝、長崎とシンガポールを結ぶ初めてのチャーター便が長崎空港に到着し、観光ツアーで訪れた乗客を県の職員らが出迎えて歓迎した。
長崎県や県観光連盟などは、経済成長が続くアジアの観光客の呼び込みに力を入れていて、今回、シンガポールからの観光ツアーに伴うチャーター便の誘致を初めて実現させた。

午前9時すぎ、長崎空港にチャーター便が到着し、約120人の乗客が到着ロビーに姿を見せると、出迎えた県の職員などが記念品として長崎名物のカステラを配って一行を歓迎した。
今回のツアーは6泊7日で、観光客は、10日、グラバー園や中華街、それに平和公園などを訪れ、11日以降、大分の別府や鹿児島の指宿など、各地の観光地を巡る予定。
県によると、今年度(4月~3月)、海外から長崎にきたチャーター便は64便と、すでに昨年度の2倍近くに達していて、県では今年度100便を目指すとし、チャーター便の誘致に引き続き力を入れて、海外の観光客を増やしていきたいとしている。
以上、

長崎は、長崎市の歴史観光、テーマパークのハウステンボス、雲仙・九十九島・平戸など観光地が豊富、長崎港は超大型船も停泊でき、蝶々婦人に魅せられた観光客が多い。クルーズ船は1度に数千人を乗せており、爆買いを取り込めばその購買の破壊力はすごい。すでに、空・海とも温泉も楽しめる九州一周観光が増加している。
先日は今年海外クルーズ船観光客が100万人を突破した式典が博多港で行われていた。
クルーズ船が一番多いのは、上海や釜山に近い博多港、これまで港を整備してきた効果が上がっている。北九州も遅ればせながら港を整備し大型クルーズ船を受け入れる準備をしている。九州内だけでもクルーズ船寄航の争奪戦がすでに始まっている。