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中国中央テレビ局(CCTV)は20日、中国南部深センで、大規模な土砂崩れが発生し、建物22棟が土砂に埋まり、41人が行方不明になったと報じた。救助隊員1500人以上が現場で捜索活動に当たっているという。
 土砂崩れに巻き込まれたのは、中国南部の大都市深セン市にある工業団地。

地元当局は20日夕方開いた記者会見で、現時点で連絡が取れないのは22人だと発表し、捜索・救助活動に全力を挙げているとしている。
 中国中央テレビ局(CCTV)は、地元治安当局者の話として、従業員の寮2棟を含む建物22棟が土砂に埋まったが、ほとんどの人は事前に避難していたと伝えた。
地元紙の深セン・イブニング・ニュースによると、土砂崩れが発生する前に、約900人が避難していたという。

また、国営新華社通信によると、59人が行方不明で、地滑りは10万平方メートル(東京ドーム約2個分)で発生、33棟が埋もれたとも報道されている。
場所は深セン市中心街から20キロ北東の工場地帯で、建物は瓦礫など建設残土の上に建設され、人災との見方もなされている。

(緩やかな丘陵地は、建設残土が適当に積み上げられ造成された地。その建設残土の上に建物群が建設されたようだが、中国らしいと言ったら中国らしいの一言だろう。大気汚染も然り、人命を疎かにする白猫黒猫の守銭奴魂が、国民にも政府にも蔓延している結果だろう)

<モリブデン鉱山では火災 17人死亡>
一方、遼寧省葫蘆島市の連山モリブデン鉱業集団の鉱山で12月17日午後、坑内で発生した火災で、死者は18日現在4人増えて計17人となっている。火災当時、坑内に23人が閉じ込められていた。火災原因は、電気溶接中に化学物質に引火して燃え広がったと伝えられている。

深セン