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自ら医薬品を開発しなければ、利益の核心部分は医薬品メーカーが持っていく。それにしても受託生産で50%の営業利益が出るのだろうか???、それほどおいしい仕事ならば、中国勢が黙ってはいない。すぐその領域に入ってくることだろう。

サムスングループf8500億ウォン(約872億円)を投じ、仁川・松島に世界最大規模のバイオ医薬品工場を新設する。
 バイオ医薬品受託製造(CMO)のサムスンバイオロジクスは21日、仁川松島経済自由区域にある本社で第3工場の建設を発表した。
年産能力は18万リットルと、単一工場としては世界最大規模。 
 同社の生産能力は、操業中の第1工場(3万リットル)と来年1~3月期に稼動予定の第2工場(15万リットル)を合わせ、年間36万リットルに増強される。

ロンザ(スイス、26万リットル)とベーリンガーインゲルハイム(ドイツ、24万リットル)を抜き、CMOで世界最大の生産能力を備えることになる。  
 第3工場は、2017年に完成し、2018年10~12月期から本格生産を開始する見通し。
サムスンバイオロジクスは、これにより、売上高2兆ウォン、営業利益1兆ウォンを達成できると期待している。長期的には、第4、5工場を建設し事業領域を拡大したい考え。

 サムスングループは、バイオ・製薬を新事業に定め、2011年4月にサムスンバイオロジクスを設立、これまで3兆ウォン以上を投じてきた。同社はロシュ(スイス)やブリストル・マイヤーズスクイブ(BMS、米国)など製薬世界大手の委託で医薬品を生産している。