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 CATV最大手のジュピターテレコム(JCOM)は24日、テレビ通販最大手のジュピターショップチャンネル(東京・中央)に5割出資すると発表した。
米投資会社ベインキャピタルが保有するショップチャンネルの全株式(保有は発行済株式の50%)を2016年3月末までに買い取る。
取得額は非公表だが、1千億円を上回るとみられる。
 JCOMは、本業の放送通信事業はネット動画配信の広がりなどで競争が激しくなっており、新たな収益源を求めていた。
JCOMとショップチャンネルは、ともにシニア層を主要顧客としており、相互送客も見込む。

ジュピターショップチャンネル株の50%を保有する住友商事は、KDDIに5%分を売却し、KDDIも資本参加する。
新たな出資比率は、JCOM50%、住友商事45%、KDDI5%となる。
KDDIは、テレビ通販利用者に電子決済サービスを提供し、スマホとの連動サービスも検討する。

ジュピターショップチャンネルは、
TV通販専門チャンネルを持ち販売している。スカパー!(CS放送)やスカパー!プレミアムサービス、ケーブルテレビ等を介して視聴できる。