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大阪地検特捜部は25日、和歌山県の社会福祉法人への寄付を装った相続税の脱税事件で、社会福祉法人の理事だった和歌山県議会議員の花田健吉(57)も不正に関わったとして、相続税法違反の罪で起訴した。
花田議員は、すでに起訴されている東大阪市の不動産管理業、高木孝治被告(73)らと共謀して、一昨年亡くなった高木被告の兄の遺産のうち、約8億5千万円を和歌山県の社会福祉法人に寄付したように装い、相続税約4億9千万円を脱税した相続税法違反の罪に問われている。
花田議員は、社会福祉法人敬愛会の理事を務めていて、高木被告らに法人を紹介していた。社会福祉法人敬愛会(和歌山県日高郡日高川町大字船津1664、理事長:赤松義之)は、同地で「特別養護老人ホーム白寿苑」を運営している。

検察は、高木被告らが、遺産を社会福祉法人に寄付したことにすれば相続税が免除される制度を悪用しようとしていることを、花田議員は認識したうえで、法人を紹介したとみている。
特捜部は、花田議員が起訴された内容を認めているかどうか、明らかにしていないが、弁護士によると、逮捕から一貫して脱税への関与を否認しているという。
 以上、

逮捕・起訴されても議員報酬の支払いは辞職しない限り任期中は続く。辞めなさい。