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NHKの子会社「NHKアイテック」は、元社員2人が約2億円を着服していたことについて税務申告を修正したことを公表し、重加算税を含めおよそ1億1000万円を納税する見通しだとしています。

NHKアイテックでは昨年、東京国税局の税務調査の過程で元社員2人が不正な発注を繰り返し、約2億円を着服していたことが明らかになっていた。

これについてNHKアイテックは税務調査が終了し、昨年3月までの6年分の税務申告を修正したことを公表した。

それによると、最終的に重加算税を含め約1億1000万円を納税する見通しだとしている。

不正発注については、帳簿上は発注していたことになり、支払った金額は原価として計上されている。架空取引だったことから、当該の金額は取り消され、利益が増加することになり、過去の決算を再度作り直し、利益額を確定させ、それに対して税金額を算出したもの。

また、元社員2人の刑事告訴について警察に相談しているという。