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全日空は来月いっぱいをめどにボーイング787のエンジンの改修に入るとしていたが、部材・部品が間に合わず、改修が長期化する見込みとなっている。

全日本空輸(ANA)のボーイング787でエンジン部品に欠陥が見つかった問題で、改修対象50機のエンジン計100台のうち、改修済みは国際線の17台 にとどまっている。

改修が進まないのは、交換部品の準備や機材繰りの調整などが原因。

全日空は5機ずつ改修を進める方針だが、腐食しにくい部品への交換 完了時期の見通しは立っていない。

以上、

これは、ロールスロイス社製エンジンのブレードが粗悪品で腐食し破損するおそれがあるためで、すでに世界で3機、エンジン一基が停止し緊急着陸したりしている。

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本来なら全機停止させ、改修すべきだろうが、腐食具合は検査でき、運航させながら順次改修するようだ。しかし、未改修の運航機には目に見えない亀裂や劣化が生じている可能性もあり心配だ。

なお、日航のボーイング787型機はGE製のエンジンを搭載しており、こうした問題はない。

(B787型機はエンジンを2種のエンジンから選択することができ、ANAはロールスロイス社製を選択していた)