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和歌山県御坊市で起きた集団食中毒で、1月25日に作られて冷凍保管されていた給食の1つから、ノロウイルスが検出された。

県では、調理の過程でウイルスが混入した疑いがあるとみて、さらに詳しく感染経路を調べている。

先月26日から27日にかけ、御坊市が管轄する計15の小中学校や幼稚園に通う子どもや教職員約700人が、下痢やおう吐などの症状を訴え、患者の便からノロウイルスが検出された。

和歌山県では、市の給食センターが提供した給食が原因とみて調査を進め、その結果、先月25日に調理され、冷凍保管されていた「磯あえ」、1品からノロウイルスが検出された。

この「磯あえ」は、下ゆでしたホウレンソウとモヤシ、それにちくわを一緒に蒸して加熱したあと、刻みのりを加えて味付けしたものだという。

また、今回の調査では、25日に給食センターで調理を行った25人のうち10人からノロウイルスが検出されたが、いずれも今回の給食を食べていたため、感染源の特定には至っていない。

県では、給食を調理する過程でウイルスが混入した疑いがあるとみて、さらに詳しく感染経路を調べている。

以上、

食に従事する人たちは、自らの健康に何か異変があったら仕事に従事しないこと。

ただ、給食センターの人ではなく、センターに出入りする外部の人や外部から搬入された食材にノロ菌が付いていた場合、追跡するのは難しい。