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類は類を呼ぶ
Jトラストは今回の株価下落について、出資しているGroup Lease PCL(GL)の最高経営責任者である此下益司氏が、タイ証券取引委員会(SEC)から偽計および不正行為の可能性について指摘され、今後、同氏はタイ法務省特別捜査局の調査を受けることになり、タイ証券取引所から取引を停止されたことによるもの。
刑事告訴につながる可能性が含まれ、Jトラストは、同氏はすでにGLの取締役および経営者の資格を喪失したものと承知しているとしているが、タイ証券取引所の事実解明にGLが開示できず、今回の取引停止に至っている。

会社ぐるみの場合は、Jトラストの思惑とは異なる可能性があり、株価下落を招いている。

Jトラストの関連会社は、GLの株式を122,163,100株(8.01%)と転換社債180百万ドルを保有している。さらにGLがインドネシアに設立したPT-GLF インドネシアに20%出資しているという。

胡散臭い連中が乗っ取った昭和ゴムを傘下に納めるなど、キナ臭い動きが目立っていた方、そうした方にJトラストがくっ付くのは自然の流れだろうが、それでは、金融の3流・4流稼業から離れられず、決して陽の当たる大手にはなりえない。そろそろ胡散臭い投資は控えるお年頃ではないのだろうか。

此下益司氏の関連した上場企業は、昭和5103、ウェッジ2388。

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