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海上保安部が26日、秋田県男鹿市の沿岸に木造船が漂着しているのが見つかり、船内を調べたところ一部が白骨化した8人の遺体が見つかったと発表した。海上保安部は海外から流れ着いたと見て詳しく調べている。
以上、

北朝鮮は、今年も穀物が不作のようで、不法海上交易でも石炭や鉄鉱石と引き換えにジャガイモなど穀物を輸入しているという。
金正恩は、天候不順で数年続く不作もあり、気候に左右されない漁業に陣頭指揮するほど力を入れている。漁業者は人民の食糧確保の大義により、海が荒れても粗末な木造船でノルマを課せられ、駆り出されているようだ。

当然、近海では魚が獲れなくなり、豊富な漁業資源がある日本のEEZ内にある大和堆(海が浅くなっている広大な海底台地)まで遠出、エンジン故障、燃料切れなどによる漂流、荒天沈没、料食品もなく、こうした死者を大量に発生させているようだ。

その燃料も貿易制裁で今では貴重品、漁船への供給量も限られているものと見られる。
200隻出漁させても100隻が豊富な魚を積み寄港すれば、大満足する金正恩政権であり、独裁強権政権でしか通用しない国家経営になっているのが実態のようだ。軍人も漁業をさせられている。
 貿易制裁で、一大産業であった縫製もなくなり、石炭・鉄鉱石の輸出もできず、労働力販売も労働者が続々帰国させられている。外貨も細り食料が買えない。
貿易制裁で外貨があったとしても買えない。海上での密貿易も、先般、米国から北朝鮮の船舶20隻が制裁対象になり、関係すれば制裁対象となり、できなくなる。
・・・食糧危機は深刻になるばかりのようだ。

しかし、人口2500万人、それが2000万人になろうと関係なく、これまでどおり北朝鮮は金正恩がいる限り独裁体制でやっていくしかない。
(北朝鮮国民は、朝鮮戦争で米軍の無差別な焼夷弾=ナパーム弾攻撃で180万人超が死亡したとされ、今でも極度に米軍に恐怖し嫌っているという)

国連で許可されている人道支援貿易もすでに形骸化、それ以外に行っている米トランプの豊臣秀吉並の兵糧攻めは、北朝鮮を確実に苦しめている。

これ以上食糧事情が悪くなればなるほど、こうした粗末な木造船での日本への密航者=避難民も急増してくるものと見られる。それに紛れて工作員の潜入もある可能性もあり、最大限の注意も必要。

冬から春にかけ、特に北風に乗り、少量の燃料で日本へ向かうことができ、危険な荒波を承知の上で避難民が押し寄せる可能性がある。今年・来年・再来年・・・。

日本は、国連機関誌の表紙を飾った元首相の発言は別にしても、そうした避難民の受け入れ態勢の検討も急務といえよう。
 
 日本が太平洋戦争に走ったのは、東南アジアに展開する欧米による東南アジア海域の海上封鎖にあった。
ベトナムはフランス、フィリピンはアメリカ、インドネシアはオランダ、マレーシアからインドにかけてはイギリスの植民地だった。
当時、日本は窮鼠状態、ドラ猫たちを噛みに行ったのが太平洋戦争の実態でもある。
北朝鮮がどう動くか・動かないか、中国は、ロシアは・・・。