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博多港への、2017年1年間のクルーズ船の寄港回数が3年連続で日本一となる見通しとなった。
博多港では、国際海上コンテナの取扱量も過去最高となり、クルーズと物流の双方で好調な状況が続いている。

福岡市によると、博多港への昨年1年間のクルーズ船の寄港回数は326回で、3年連続で日本一となる見通しとなった。博多港ではクルーズ船の受け入れ能力が限界となり、受け入れを断る件数が年間に130件ほどに上っているという。
その対策から世界最大級のクルーズ船が着岸できるよう岸壁の延伸工事も進めている。

また、博多港での昨年1年間の国際海上コンテナの取扱量も、20フィートコンテナ換算で約92万本と、一昨年の89万7000本を上回って過去最高となった。
これは、昨年、コンテナターミナルを5.4ヘクタール拡充したことで、取り扱うことのできるコンテナの数が1.2倍余りに増えたことに加え、南アフリカへの中古車の輸出や中国からの衣類の輸入などが増えていることが原因だという。

福岡市では、クルーズ船の観光客に、限られた滞在時間で地域をどれだけ回ってもらうかも重要になる。観光に訪れた人に、さまざまなエリアで消費してもらえるような取り組みを行い、経済の活性化につなげていきたいとしている。
以上、

<がんばれ北九州>
北九州市は、グルーズ船が寄航できる港湾が以前から整備されているにもかかわらず、頭打ちとなっている。長期政権により北九州市の柔軟性がなくなっており、政党間の癒着による市長ではなく、市の発展や市民のための市長が求められる。

以前は、北九州と福岡の一体化構想など打ち出す地元双方のニューリーダーたちが提言もしてもいたが、その壁は厚く、また犬猿状態のような関係になっている。

博多港の客を奪い取る気迫などまったくないのが北九州の現状か。

対岸の釜山港さえ以前は寂れていたが、今や世界のハブ港にまで発展している。
北九州市は、国から銭を持ってきて土木業者が喜ぶ埋め立てをやっても入居する企業もなく、離れる大企業は多いものの、やってくる企業はほんの一握りの時代を今だ続けている。器より中身が大事ということが今だわかっていないようだ。
北九州は、官民一体となった活性化・打ち出しが急務となっている。国をも動かす大企画・プレゼンも必要だろうが、今の市長は終わっている。現実を見すぎては構想は描けない。