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バッグ製造の(株)カネサ(埼玉県川口市川口5-15-7、代表:佐々木康博)は4月24日、申請処理を町田正裕弁護士(電話03-3201-7488)に一任して、東京地方裁判所へ民事再生法の適用申請を行った。

同社は昭和9年に浅草で創業の老舗の婦人用バッグメーカー。製造技術が高く、大手バッグメーカーのOEM生産を行い平成18年6月期には約7億円の売上高を計上していた。

 しかし、高級バッグ類が消費不況から売れなくなり、同社の受注も5億円台まで減り、円安による皮革材料も高騰して採算性も悪化、財務内容も悪化させ資金繰りも厳しく、抜本的に財務内容を改善させるため、今回の申請となった。