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今月6日、東京・調布市で行われた日本大学と関西学院大学とのアメフト定期戦で、球の攻防と関係ない場所で無防備な状態だった関西学院大のQB選手が、日大の選手に真後ろから悪質なタックルをされ全治3週間のケガをした事件。

早々に日大が、その事実に基づき非を認め、謝罪していれば、ここまで問題は大きくならなかったと思われるが、19日になってはじめて日大の内田正人監督は、ケガをした選手などに謝罪し監督を辞任する意向を示した。しかし、反則行為の指示については「文書で答える」などとして保留している。

 内田正人監督にとって、スポーツ精神とは、勝つことにあるようだ。

 スポーツ全体が、自主性を重んじ、長所を引き上げ強化するコーチングに移行する中で、いまだ古い体質に依存した日大そのもののようである。

一番古い体質の日本の柔道さえ問題発生により大きく変化し、新たな指導方法で好成績を納めていることを見習うべきだろう。