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中国湖南省(省都:長沙市)北部の張家界大峡谷にあるガラスの橋に8月、高さ260メートルからバンジージャンプを行う設備がオープンする。

この橋はガラス張りのものとしては世界一の高度で、バンジージャンプも世界一の高さになる。

現在世界一の座を保持しているのは「マカオタワー・バンジージャンプ」で、高さは233メートル。

現地の観光運営会社幹部はCNNの取材に、「張家界大峡谷バンジージャンプを特別にしているのは、ジャンプ時に張家界の素晴らしい風景を一望できる点だ」と指摘。「歩道がガラス張りになっているため、観光客はただ下を見て、他の人のバンジージャンプの様子を眺めることもできる」とした。

マカオタワー・バンジージャンプと異なる点としては、橋から飛び降りる際に補助ケーブルが必要ないため、フリーフォール(自由落下)の感覚を味わえることを挙げている。

橋のたもとにはバンジージャンプをテーマに据えたバーやレストランも開店する。

気の弱い人は関連ドリンクを頼み、怖いもの知らずの挑戦者が飛び降りるのを見ていることも可能。

先月には、オープンを前に世界中のバンジー好きが招待され、大会が開かれた。

張家界大峡谷のガラスの橋は2016年に開通。全長は430メートルで、深さ300メートルの渓谷の崖の間に架かっている。設計はイスラエルの建築家ハイム・ドタン氏で、オープン以来590万人が訪れている。

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