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口止め料はポルノ女優ストーミー・ダニエルズさんに支払われた13万ドルと、米誌「プレイボーイ」の元モデル、カレン・マクドゥーガルさんに関連する15万ドル。

トランプ米大統領の元個人弁護士、マイケル・コーエン被告(51)は21日、ニューヨーク連邦地裁で、2016年の大統領選挙中にトランプ氏との不倫関係を主張した2人の女性に対し、トランプ氏の指示で口止め料を支払ったと証言した。

コーエン被告は、
「口止め料を巡る選挙資金法違反」
「脱税」、
「銀行に対する詐欺罪」
など8つの罪を認め、検察当局の捜査に協力する司法取引を行うことに合意している。

コーエン被告は連邦地裁で、大統領選では候補者の指示で「選挙に影響を与えるという主目的のために」支払いを行うよう手配したと述べた。
トランプ氏を名指しすることは避けたが、同氏の弁護士であるラニー・デービス氏は裁判後、同被告はトランプ大統領に言及していたことを確認した。

デービス氏は声明で「今日、コーエン氏は起立し、選挙に影響を与えるという主目的のために2人の女性に支払いを行うという罪を犯すよう、ドナルド・トランプ氏から指示されたことを宣誓証言した」と説明した。
「これらの支払いが、マイケル・コーエン氏にとって罪となるならば、ドナルド・トランプ氏にとって罪にならないことがあるだろうか」と指摘した。

トランプ大統領は、2人の女性との不倫関係を否定している。
トランプ氏の弁護士を務めるジュリアーニ元ニューヨーク市長はこれまで、口止め料はトランプ氏と同氏の家族が恥ずかしい思いをしないように支払われたもので、選挙とは関係ないと主張してきた。

コーエン氏による証言の数時間後にウエスト・バージニア州で行われた集会に登場したトランプ大統領は、コーエン氏について何も語らなかった。

ヤタガラスの3本目の足の自己制御が効かないトランプ。フェイクニュースと突き放すだろうが、この証言に基づく、トランプ陣営の身辺調査ができるようになる。

トランプの顧問弁護士となっている元NY市長のジュリアーニ氏はこの日、コーエン氏が問われている罪に「大統領による不正の疑いを示すものは一切含まれていない」と主張し、コーエン氏の行為は「長期にわたる偽りと不誠実さのパターン」を反映していると述べた。
以上、ロイター参照

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