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日本には危険性の最も高いウイルスを扱う「BSLー4」研究施設が数ヶ所あったが、住民運動でなくなった。その後、武蔵村山市の市長と議会の判断で、同市にある国立感染症研究所の施設を再度「BSLー4」施設に格上げした経緯がある。

政府は、エボラ出血熱など海外で発生する感染症の検査体制を強化するため、東京・武蔵村山市にある国立感染症研究所村山庁舎には、危険性の最も高い病原体を取り扱う目的で設置された「BSLー4」と呼ばれる国内で唯一の施設が設置されているが、地元の理解が得られていないとして稼働から2年余りがたっても、エボラウイルスなどの特に危険な病原体は扱われていない。

こうした中、政府は、東京オリンピック・パラリンピックで海外からさまざまな感染症が持ち込まれるリスクが高まることから、診断や検査体制などを強化するため、この施設で特に危険性の高い病原体の取り扱いを始めたいとして15日、地域住民の代表などに初めて説明した。

この中で担当者は、エボラ出血熱やラッサ熱など新たに5つの感染症のウイルスを海外から入手して取り扱いたい意向を示した。

住民の代表は、「しかたない部分もあるが実験の内容を丁寧に説明してほしい」といった意見が出された一方、「現在も説明が不十分で住民の不安が高まっていて、容認できない」と退席する人もいた。

政府は、引き続き住民説明会や見学会などを開催して理解を求めるとしている。
国立感染症研究所の脇田隆字所長は「住民の理解が得られないまま、始めることはない。丁寧な説明を心がけて理解を得ていきたい」と話している。
以上、

長崎市の市街地にある長崎大学医学部の敷地内に「BSLー4」施設が建設される。長崎大学と国が推進しているもので、長崎県も長崎市も賛同している。新たな国からの交付金が下りる。
ただ、想定外に一回でもウイルスが漏れ出た場合、長崎大学が隠蔽しない限り、長崎市の観光はほとぼりが冷めるまで全滅する。特に外国人は敏感に反応する。当然、それを理解して観光都市の長崎市も長崎県も賛同している。
海外の大学の「BSLー4」研究施設はどこも、日本と比べようもない広大な大学の敷地に隔離された一角に設置されている。