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中国は現在実施されている米中通商協議の中で、米国から最大1兆2000億ドル(約130兆円)相当の物品を輸入することで合意したとCNBCが22日、関係筋の話として報じた。
CNBCはTV局のNBCが開設したニュース専門チャンネル。

CNBCはこのほか、トランプ大統領が中国の習近平国家主席と3月下旬にフロリダ州で会談する可能性があるとも報じている。

ただ、CNBCは、知的財産権の保護などの主だった問題を巡り、両国間の大きな隔たりは解消していないとしている。

米中は21日、ワシントンで閣僚級の通商協議を再開。追加関税発動の期限を3月1日に控え、貿易戦争終結に向けた合意を目指している。
トランプ大統領は22日午後に劉鶴副首相と協議する予定。
以上、

2017年の中国の対米輸出額は5065億ドル(米⇒中1308億ドル)、
1.2兆ドルは、中国は何を買うのだろうか。
原油+LNG+大豆+半導体・・・・
また、期間は・・・。5年間だったら、年間2500億ドルとなり、現在の倍に当たる。

肝心要の知的財産権は、
現在のところ、中国は、M&Aなど規制している国に対しては、今後とも中国進出企業に対して、知的財産権の技術情報の提供を求めるとしている。ただし、M&Aを規制していない国の企業には今後求めないとしている。
(先進各国は最先端企業の中国企業によるM&Aを認可しておらず、ファーウェイも5G通信機器で導入規制をかけられている)。
今後、この知的財産権問題が合意できれば、貿易戦争は終了することになる。

ということで、中国当局はこれまで、中国進出外資企業から、中国で製造する製品の知的財産権の技術情報を全部提供させていたことになる。
IT関連技術の進化は、国家主導で、そうした外資の知的財産権を開示させることで、急成長させたものと見られる。
核心技術を提供したくなかったら、中国に進出するなということ。