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管材卸の(株)日伸(福島県会津若松市町北町上荒久田字宮下63、代表:橋本保)と関連で建具など製造の(株)有紀(同、同)は3月22日事業停止、事後処理を衞本豊樹弁護士(電話03-5501-2111)ほかに一任して、自己破産の準備に入った。

負債額は(株)日伸が約5億円、(株)有紀が約3億円。

(株)日伸は平成9年5月設立の管材卸業者。塩ビ・鋼管パイプ、ポンプなど上下水道資材を、建設業者向けに卸販売して、平成26年4月期には震災復興工事もあり約11億円の売上高を計上していた。

関連の(株)有紀は平成13年4月設立の建具や不燃床材などの開発・製造を業としていた。しかし、新製品の開発に多額の費用を要し、それも販売が軌道に乗らず、実質親会社の日伸からの資金供給を受けていたため、親会社とともに資金繰りに行き詰った。