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パチンコ店経営の仙都サービス(有)(宮城県仙台市宮城野区鶴ケ谷京原175、代表:西原廣文)と官憲の(有)センコー(宮城県岩沼市梶橋3-25、代表:同)は2月28日、仙台地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、阿部弘樹弁護士(電話022-223-2905)が選任されている。

負債額は仙都サービスが約11億円、センコーが約3億5千万円。

仙都サービス(有)は昭和44年9月設立の「パチンコセンコー鶴ケ谷店」の運営会社。以前は70億円以上の売上高を計上していたが、政府によるパチンコ業界に対する規制強化が続きパチンコ人口が減少、大手チェーン店の進出などもあり競争も激化、平成29年10月期には13億円台まで売上高が減少、設備投資にかかわる借入金も大きく、業績改善も見込めず、事業継続を断念した。

(有)センコーは平成5年10月設立の「パチンコセンコー南仙台店」、「パチンコセンコー岩沼店」の運営会社。以前は110億円以上の売上高を計上していたが、仙都サービス同様、売上高が減少し続け、不採算から「パチンコセンコー岩沼店」を閉鎖したこともあり、平成30年9月期には28億円台まで売上高が落ち、仙都サービスとともに今回の破産申請となった。

 

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