sponsored

中国国家統計局と中国物流購買連合会は31日、3月の景況感を示す製造業購買担当者指数(PMI)が50.5だったと発表した。

前月と比べ1.3ポイント改善、好不況を判断する節目の50を上回り、6ヶ月ぶりの浮上となった。

中国政府は、景気下支えのための経済対策を相次いで打ち出しており、その効果が表れ始めた可能性がある。PMIは前月まで3ヶ月連続で50を下回っていた。

昨年9月の米制裁2000億ドルから落ち込んできていた。自動車販売など、まだ減税の具体的な指示は出ておらず、出れば自動車産業も回復に向かうと思われる。

ただ、米制裁は、今月予定のハワイ会談でつかない可能性も示唆されており、和解が長丁場になる可能性もあり、また、米国は和解しても制裁は続けるという強気な話も出ている。

生産活動を示す指数は3.2ポイント改善して52.7だった。新規注文は1.0ポイント高い51.6だった。

0401_18.jpg