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人工透析クリニックの医療法人社団千陽会(千葉県四街道市大日593-1、理事長:蜂谷哲也)は3月25日、千葉地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、伊東秀彦弁護士(電話043-224-2233)が選任されている。

負債額は約7億円。

同法人は平成5年創業の「さくらクリニック」を経営会社。内科、外科、人工透析専門のクリニックとして、外来・入院透析60床、一般病床19床を擁し、老人ホームも運営し、以前は5億円以上の売上高を計上していた。しかし、外来患者の減少などから収益性が悪化、老人ホームを譲渡し、一方で成田市に新たに「さくらクリニック成田」を開設していた。

ところが、「さくらクリニック成田」は医師不足で閉鎖する事態に陥り、クリニック開設費用など多額の借入金を抱えるなか、債権者から破産を申し立てられていた。