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観光庁が17日発表した今年1~3月に日本を訪れた外国人旅行者の消費額は、推計で税年同期比0.5%増の1兆1182億円と横ばいだったと発表した。
同期間の訪日客数は前年より増えたが、1人当たりの消費額が▲5.9%減の14万3206円にとどまった。
1~3月の外国人訪日客数は前年同期比5.7%増の8,053,700人だった。

人数の最も多い中国人が以前ほど買い物に出費しなくなったことが影響した。
2018年度の訪日客数は推計3,162万人で、前年度比6.2%増。
このうち3月は前年同月比5.8%増の276万100人で、3月としては過去最高だった。
1~3月の消費額の最多は、中国の4,021億円で、台湾1,501億円、韓国1,479億円、香港807億円、米国621億円と続いた。
以上、

中国は越境ECサイトで、主要な日本製品はネットで買えるようになっている。わざわざ日本で購入する人たちは少なくなっている。それに一定額以上購入した場合、帰国時の入管で関税を支払わされることから、購入意欲も減退している(中国の入管が厳格化してきている)。

ただ、日本も外国人観光客にもっとお金を消費させる工夫が求められている。

 

2019年3月&累計の外国人訪日客数 国別/JNTO
2019年
3月
1~3月累計
 
客数
前年比
客数
前年比
シェア
総数
2,760,100
5.8%
8,053,700
5.7%
100.0%
中国
691,300
16.2%
2,169,300
11.6%
26.9%
台湾
402,400
3.9%
1,189,700
4.5%
14.8%
香港
171,400
-12.4%
505,000
-5.5%
6.3%
韓国
585,600
-5.4%
2,080,800
-2.4%
25.8%
タイ
147,400
26.8%
347,800
23.9%
4.3%
シンガポール
43,700
14.7%
92,500
11.8%
1.1%
マレーシア
50,600
6.2%
118,700
4.0%
1.5%
インドネシア
39,600
22.1%
96,700
15.9%
1.2%
フィリピン
48,300
-13.9%
119,500
3.6%
1.5%
ベトナム
47,900
35.9%
122,700
42.2%
1.5%
インド
17,800
28.7%
39,400
19.3%
0.5%
オーストラリア
44,200
-6.9%
173,000
6.4%
2.1%
米国
176,600
17.0%
372,500
14.6%
4.6%
カナダ
38,000
8.9%
84,200
10.5%
1.0%
英国
38,600
6.0%
83,800
4.5%
1.0%
フランス
29,400
16.1%
62,100
10.5%
0.8%
ドイツ
28,700
15.2%
53,500
8.8%
0.7%
イタリア
15,000
13.3%
26,900
5.2%
0.3%
スペイン
8,900
-22.8%
17,800
-10.4%
0.2%
ロシア
11,700
31.2%
23,600
20.8%
0.3%
その他
123,000
4.6%
274,200
5.3%
3.4%