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かんぽ生命保険が顧客に不利益となる保険の乗り換え契約をしていた問題で、顧客に半年以上にわたって新旧契約の保険料を二重払いさせていた事例が約2万2千件あることが8日分かったと報道されている。

2016年4月~2018年12月の契約分でこうした二重払いを確認されている。

かんぽ生命では新契約を結んで6ヶ月以内に旧契約を解約すれば乗り換えとみなし、郵便局員に支払われる手当や営業成績が新契約の半分となる。

このため、一部の局員が手当の満額受給などを狙い、6ヶ月が経過した後に解約させる不正販売をしていたという。

顧客は解約まで新旧両方の契約の保険料を負担していた。

かんぽ生命は6月、乗り換え販売時に健康状態の悪化などを理由に再契約できなかった不利益販売の事例が5年間で約1万8900件あったと発表した。

今回発覚したのは、また別の問題で、親会社の日本郵政ともども経営責任が問われる問題に発展することが予想される。

金融庁は、かんぽ生命の杜撰な販売体制を問題視している。
同社の報告次第では、金融庁は販売体制の改善を求める可能性がある。
以上、

愚かな買収をしたばかりに、余計に経営問題を抱えてしまっている。
民間企業出身者が優秀とはまったく限らない。世間知らずの政治家は誤解と錯覚と無知で采配することが多い。

 

かんぽ生命代表取締役社長 植平光彦氏の略歴
昭和54年(1979年)4月
東京海上火災保険入社
平成16年(2004年)10月
日新火災海上保険部長待遇
平成19年(2007年)8月
東京海上日動火災保険宮崎支店長
平成22年(2010年)7月
東京海上ホールディングス国内事業企画部長
平成24年(2012年)6月
同社執行役員国内事業企画部長
平成25年(2013年)6月
かんぽ生命保険常務執行役
平成25年(2013年)7月
同社常務執行役営業企画部長
平成26年(2014年)4月
同社常務執行役
平成27年(2015年)6月
同社専務執行役
平成29年(2017年)6月
同社取締役兼代表執行役社長(現任)
日本郵政取締役(現任)