アイコン 日本の領土"尖閣"を武力で強奪/中国軍羅援少将発言

ZAKZAKは、中国がまた、沖縄・尖閣諸島に対する野心をあらわにしたと報道している。 

それによると、中国人民解放軍のシンクタンク、軍事科学院世界軍事研究部元副部長で、中国軍事科学学会常務理事・副秘書長の羅援少将が今月初め、テレビ番組で尖閣諸島の中国領有を主張したうえで、尖閣周辺で「軍事演習を行う必要がある」と断言。

 

武力による尖閣強奪を示唆。日本は領土を守る覚悟はあるのか。

衝撃の発言は、6日、深圳衛星テレビの「軍事情勢生中継室」という番組のインタビュー発言。

羅少将はまず、「釣魚島(尖閣諸島の中国名)が、われらの島礁であるからには主権を行使する」と宣言。

さらに、「われらの軍用機、軍艦は適切なタイミングで魚釣島附近へ到着する必要がある」「日本がもし釣魚島に強行上陸をするなら中国は強行軍事手段を採ることができる」と続け、「釣魚島附近で軍事演習を行う必要がある」と語っている。

政権交代以来、民主党政権は領土に関して、中国やロシア、韓国に押され続けてきたが、2日、日本の排他的経済水域(EEZ)の基点でありながら名称がなかった39の離島に付けた名称を公表した。やっと、日本の主権を示した。

これに対し、中国政府は翌3日、尖閣諸島の周辺を含む71の島に命名したことを公表。羅少将の発言は、さらに踏み込んだ強硬措置といえる。

尖閣周辺での軍事演習にまで言及する中国に、日本はどう対処すべきか。

沖縄・南西諸島地域の領空を守る航空自衛隊南西航空混成団司令を務めた佐藤守・元空将は「北京五輪(08年)以降、中国は『尖閣諸島を手に入れる』という方針に変わった。

私は、羅少将と国際会議でやり合ったことがあるが、中国の本音を代弁している」といい、こう続ける。
 「今年、中国と台湾の漁民が大挙して尖閣に上陸する計画がある。『漁民に偽装した軍人を、中国海軍をバックに上陸させる』という情報もある。

羅少将の発言は、日本政府がどう反応するか様子を見ているのだろう。野田佳彦首相は毅然として『自国領土を守る』という姿勢を見せなければならない。在日中国大使を呼びつけて断固抗議すべき。そのうえで、海上自衛隊に『万全の備えをしろ』と指示し、米国との連絡を密にすべきだ」
 日本人は現実を直視すべき時代を迎えているとしている。

中国は、大陸の地続きと大陸棚は全部中国のものという覇権主義を曝け出している。

中国から遠く離れた南沙諸島や尖閣までも我が物と主張、このままでは日本も中国の物と言わんばかりである。ベトナムが自国のFEZ内で大陸棚の開発をしようとしたが、中国は、大陸棚は中国と繋がっており、中国の物だと主張して、いつ攻撃を仕掛けてくるかわからない始末。ますます世界の常識が通用せぬ北朝鮮と似てきた。

[ 2012年3月15日 ]
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