アイコン レオハウスのナック/3月決算 増収減益 住宅好調

ダスキン代理店最大手。住宅建築業務支援ソフト・コンサル展開。タマホームから別れ戸建住宅販売に本格進出している。売上高構成はレオハウスの住宅事業57、ダスキンのレンタル事業20、クリクラのボトルウォーター事業18、建築コンサルティング5となっている。

同社のレオハウス事業は、住宅業界が厳しい中でも、好調に推移させており、当期の受注高も前期比27.6%増の425億88百万円(前期333億87百万円)、受注残も同42.4%増の197億82百万円(前期138億93百万円)と好調を維持している。

また、クリクラ事業は、昨年3月12日の福島原発水素爆発により、宅配水のクリクラ契約数が大幅増となり、売上高は前期に比し35.4%増となっている。

今期の見通しは、円高、エネルギー価格の高騰、欧州の経済不安等、いまだ不透明感の濃い経済状況の中、厳しい経営環境が予想されるが、当社企業グループにおいては、成長部門を中心とした経営革新に取り組み、新市場へ果敢に挑戦し積極的な事業展開を図っている。

宅配水のクリクラ事業は、成長市場における機会損失なきよう、積極的な出店、全国への加盟店網拡大の加速を実施し、更なる顧客獲得に注力している。また、それに伴う製造プラントヘの設備投資も行い、製品供給体制の拡充を図っている。
 
ダスキンのレンタル事業は、前期にM&Aを行った子会社を中心に、デイリーメンテナンス業務への提案営業を行い、売り上げ回復に努める。
 
建築コンサルティング事業は、会員工務店向け受注促進商品の開発、太陽光発電システム販売を中心とした商材販売を積極的に展開している。
 
レオハウスの住宅事業では、積極的に新規出店を推し進めながら、その出店を支えるための人材の確保と教育に注力している。合わせて、商品開発の強化と共に首都圈への出店展開も行い、新たな市場開拓と顧客獲得に努めているとしている。
 
/百万円・%
売上高
営業利益
事業別
当期売上高
前期比
当期営業利益
前期比
クリクラ事業
13,059
35.4
529
187.8
レンタル事業
10,865
-2.1
1,535
-14.9
建築コンサルティング事業
3,336
34.3
543
27.9
住宅事業
37,046
18.2
1,858
53.8
セグメント間消去
-1
 
-993
合   計
64,307
17.8
3,474
37.9
 
連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年3月期
46,618
1,399
1,414
173
10年3月期
50,295
1,768
1,776
901
11年3月期
54,571
2,519
2,518
2,021
12年3月期
64,307
3,474
3,454
1,700
前期比
117.8%
137.9%
137.2%
84.1%
13年3月期予想
73,000
4,400
4,350
2,100
13年期予/12年期比
113.5%
126.7%
125.9%
123.5%
 
[ 2012年5月14日 ]
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