アイコン 豊田通商/日本ではなく米ニュージャージーでLNG火力発電所建設・経営へ

トヨタの関連会社である豊田通商は24日、米国で多数の発電所開発実 績を持つCompetitive Power Ventures社(CPV社)およびArcLight社(アークライト社)と共同して、米国ニュージャー ジー州で天然ガス焚き火力発電所(ショア発電所)を建設・運営することとなり、9月20日に両社と同事業に関する株主間協定書を締結したと発表した。

ショア発電所は、発電容量70万キロワットの天然ガス焚き火力発電設備で、総事業費は約840百万米ドル(約840億円)、運転開始後は30年以上の長期にわたり、北米最大のPJM電力卸売市場(総発電容量約1億8,600万キロワット)を通じて、米国北東部に電力を供給する予定。
今回のプロジェクトは、建設・運営に従事し、2013年9月の建設開始、2016年1月の商業運転開始を目指す。
米国北東部は、石炭火力発電所・原子力発電所の退役による電力供給源の不足が懸念されており、ショア発電所は、新規電源として同地の電力安定供給に貢献する予定。
同社は、北米を発電事業分野における重要市場の一つと位置づけ、電力事業の拡大と現地での電力安定供給に取り組む。今後も、同市場での天然ガスの利用・エネルギー効率に優れたシステムの採用・再生可能エネルギーの利用による、環境に配慮した発電事業を積極的に推進していくとしている。

産業界の要望に応える結果、少子化で沈む日本より、アメリカでの電力事業開発が、将来性があると見込んだのだろう。また、原子力発電にシガミ付く日本政府と産業界に嫌気して、海外での発電事業なのであろう。
なお、出資割合などについては説明されていない。


豊田通商/日本ではなく米ニュージャージーでLNG火力発電所建設・経営へ

[ 2013年9月25日 ]
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