バブルの残党 エヌ・エス・アール（株）／破産開始決定 負債額1650億円
仙台「錦ケ丘ニュータウン」開発の元山万アーバンフロント（株）のエ ヌ・エス・アール（株）（東京都中央区八重洲１－４－１８、代表清算人：山本忠行）は１月３１日、東京地方裁判所において、破産手続き開始決定を受けた。 破産管財人には、大塚正和弁護士（電話０３－３２４９－１０８１）。が選任されている。
負債額は約１,６５０億円。
旧第一勧業銀行系列の不動産会社山万アーバンフロント（株）などが、仙台市青葉区に所有していた土地を「錦ケ丘ニュータウン」として開発、バブルが崩壊して売れず大失敗。金融機関の貸付金は整理回収機構へ譲渡され、同社は施設内の賃貸管理および施設内のスーパー経営を行っていた。最終処理されたもの。
バブルが崩壊して２０年、まだ、バブル期の不動産開発企業で実質破綻している残党があるのだろうか。
[ 2014年2月 5日 ]
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