土木工事のシンコー産業（株）（大分県佐伯市鶴岡西町１－２６４、代表：渡邉篤）は９月１２日、申請処理を麻生昭一弁護士（電話０９７－５３４－２６００）に一任して、大分地裁佐伯支部へ自己破産申請した。

負債額は約７億円。

同社は平成６年２月に設立された土木工事業者。災害復旧工事などもあり官庁の土木工事で業績を伸ばしてきたが、東九州高速道の工事一巡により売上高が頭打ちになる中、受注競争も激化し、採算性を悪化させ、さらに副業で始めたハーブ園の失敗もあり財務内容も悪化させ、資金繰りも多忙状態に陥り今回の事態に至った。