第3セクターの温泉施設(株)秋の宮山荘(秋田)/特別清算 元国民宿舎
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スパ&リゾート温泉施設の(株)秋の宮山荘(秋田県湯沢市秋ノ宮殿上1-1、代表清算人:佐々木優)は12月5日、秋田地裁横手支部において、特別清算の開始決定を受けた。
同社は平成7年8月設立のスパ&リゾートの温泉ホテル運営会社。旧雄勝町(現湯沢市)などが出資して、国民宿舎の「秋の宮山荘」(県所有の施設)を全面改装して再スタート。しかし、赤字経営が続き、繰越損失額を3億1000万円出し、集客増も見込めないことから、大株主の湯沢市などは同社を解散決議させた。
秋田県は、新たなに指定管理者として(株)グリーンハウス(本社:東京)を認定、同社により営業は継続されている。
温泉は、鏡の湯として知られ、保湿効果などから女性客が多い。天下りのための第3セクター方式の経営では案の定行き詰った。
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[ 2016年12月12日 ]
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