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世界の上位1%の富裕層が2016年にも、世界の富の半分余りを保有するとの見通しを、民間非営利団体(NPO)オックスファム・アメリカが示した。
発表した資料によると、世界の富のうち最富裕層が保有する割合は2009年の44%から、2014年には48%に上昇。16年には50%を上回る可能性が高いという。

上位1%の富裕層は、米国や日本、フランス、英国などに集中し、スイスは国民の10%が世界上位1%の富裕層と比率が最も高かった。

英国BBC放送は25日、スイスの銀行クレディ・スイスの2014年例年報告書を引用して、79万8,000ドル(93百万円/117円)以上の資産を持つ世界上位1%の富裕層4,700万人中1,800万人が米国に集まっていると報道した。
第2位には日本が404万人、フランスが352万人で3位、英国は290万人で4位、ドイツは275万人で5位と続いた。
世界上位1%の富裕層に入る国民比率ではスイスが10%と最も高かった。
日本の人口に占める割合は3.4%程度となる。日本の金持ちは、安倍首相お墨付きの株高で所有株や証券投資により、あぶく銭がますます増えていることだろう。

持てる人と持てない人。