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中国税関総署は13日、2014年の輸出と輸入を合わせた貿易総額が、前年比3.4%増の4兆3,030億ドル(約507兆円)だったと発表した。
伸び率は、政府目標の7.5%を大きく下回った。世界経済の低迷で輸出産業の勢いが弱まっている上、住宅不況を背景に内需が落ち込み、輸入も振るわなかった。
輸出は、6.1%増の2兆3,427億ドル、伸び率が13年の7.8%から鈍化。
輸入も0.4%増の1兆9,602億ドルと微増にとどまり、13年の7.2%増から大幅に失速した。

日本との間の貿易総額は、微増の3,124億3,837万ドルだった。増加は3年ぶり。両国間の貿易は底打ちした模様だ。

以上、

輸入が大幅に減っているということは、消費者向けの内需だけではなく、外資進出企業の輸出用製品の資材や材料調達も外国からは減っていることになる。
中国経済がいつまでも高成長が続くわけでもなく、不動産価格が天を突き抜けることもない。調整され、再び成長へ至るが、その成長は緩やかなものだ。また、調整も外的にも内的にも環境が悪化しており、いつまで続くか不明。
習さんは経済どころか、不正・腐敗一掃の名の下に権力を集中させるのに精一杯。経済の刺激策は、自動車販売台数が前年比で落ちてきたら見直すかもしれない。すでに、高級車の販売台数は腐敗高級官僚の締め上げからか落ちてきている。ドイツ勢もVWだけがまだ中国で有頂天になっている。