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日本食ブームは世界中で魚文化が開花し過ぎ、クロマグロが高 騰して乱獲が進み、資源減少し保護する必要性に迫られている。こうした中、近畿大など養殖研究を進めてきたが、クロマグロは産卵から孵化させ養殖するのは これまで困難とされてきた。しかし、長崎市にある西海区水産研究所まぐろ増養殖研究センターでは88%の孵化に成功、稚魚の養殖場への移送に道を開いてい る。

独立行政法人の水産総合研究センターの長崎市多以良町にある西海区水産研究所まぐろ増養殖研究センターの陸上施設でクロマグロに安定的に産卵させることに成功している。
一 昨年からクロマグロ126匹を直径20メートル、深さ6メートルの2つの陸上水槽で育て、日照時間や水温などを調整した結果、昨年5月、初の産卵に成功、 その後3ヶ月ほどの間に採取された1000万粒以上の卵の約88パーセントが正常に孵化、孵化した稚魚が現在、海の生け簀で体長40センチ重さ1.2キロ まで育っているという。

太平洋クロマグロの資源量が過去最低の水準に落ち込む中、水産庁は親になる前のマグロの漁獲量を今年から削減することにしており、人工的に育てたマグロから卵をとる「完全養殖」への期待がいっそう高まっている。
水産総合研究センターは「これからのマグロの養殖は人工的に育てた幼魚への依存度が高まっていくと思う。将来も不安なく食べていきたいという消費者の要望は強いので、できるだけ早く技術を確立したい」と話している。
以上、

養殖のクロマグロはトロ部分が多く、お寿司屋さんにはすでに重宝されている。こうした養殖が盛んになるほど、今度は、餌となる小魚の乱獲が始まる。マグロ養殖が盛んな長崎県などの外洋ではすでに始まっており、一方的に喜んでばかり入られない。その上、長崎近海では韓国や中国漁船が不法操業し、根こそぎ漁法で乱獲に拍車をかけている。

追、超高級牛の生産過程では、牛をいっさい運動させず、実質糖尿病状態で柔らか肉と霜降りを作り出している。決して健康的な牛ではないようだ。