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資産活用住宅建設の(株)ASS(愛知県西尾市城崎町4-26、代表:高木礼治)と関連で老人福祉施設経営の(株)いこいの郷(同、同)は12月26日、申 立処理を小林輝征弁護士(電話052-562-0775)ほかに一任して、名古屋地方裁判所へ民事再生法の適用申請を行い、監督命令を受けた。監督員に は、服部一郎弁護士(電話052-990-6333)が選任されている。

負債額はASSが約40億円、いこいの郷が約9億。

ASSは、資産活用建物の斡旋と請け負った建築物の管理業務まで一貫して請け負っていた。資産活用の建物はほとんどがアパートや福祉施設。福祉施設は、関連のいこいの郷で委託や直営で運営していた。

しかし、競争も激しく、建築の採算性を悪化させ、福祉施設の固定費も増加の一方で、資金繰りは多忙状態に至っていた。

いこいの郷が運営する老人福祉施設は「いこいの郷」「ゆとりの杜」「なでしこの郷」「心愛」「鷹ノ巣」「やすらぎの里」「松寿苑「みどりの風」「ふるさと」「きぼう」「そよ風の里」などある。

収支バランスが取れるまで、負債をカットできれば、再生は可能と思われるが、オーナーも債権カットが求められる。

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(株)ASS/民事再生