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長野県に48ヶ所の葬儀場「JA虹のホール」を展開する全農長野の完全子会社「長野エーコープサプライ」(長野市)は16日、嘱託社員の50歳代男性が、客から受け取った葬儀代など約3500万円を着服していたと発表した。
発表によると、男性は2012年4月から長野県松本市の事務所に勤務し、渉外担当として葬儀や法事の代金回収を担当。昨年3月~12月に、23人の客から受け取った代金を着服した。

会社に「代金は未回収となっている」などと報告し、発覚を防ぐため、着服した金を別の着服で穴埋めしていた。
同社は今後、代金回収を複数社員で担当し、客に口座振り替えを利用してもらうなど業務の見直しを図る。
同社が昨秋、男性が担当する客の一部の代金が長期間未回収となっていることに気づいて調査した。
男性は「遊ぶ金や借金の返済に使った」と説明している。同社によると、葬儀代を現金で納める客もいるという。
同社は男性を刑事告訴する方針という。
以上、報道

 ろくに日常の内部牽制制度もなく、農協の脇の甘さが露呈したまで。