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ヘリ12日午前、3人が乗った海上自衛隊の小型ヘリコプターが、訓練飛行中、鹿児島県上空での交信を最後に行方が分からなくなっていて防衛省が付近を捜索するなど確認を急いでいる。

防衛省によると、鹿児島県の海上自衛隊鹿屋基地所属のOH6ヘリコプターが、鹿児島県伊佐市付近を飛行中、午前11時5分の無線交信を最後に、行方が分からなくなった。

このヘリコプターには、海上自衛隊の教官2人と学生1人の計3人が乗り、訓練飛行中だったという。
このヘリコプターは、午前9時19分に鹿屋基地を離陸したが、積み込んだ燃料から、午後0時20分ごろまでしか飛行できないということで、防衛省は、不時着したか、遭難した可能性もあるとみて付近の捜索を続けている。
気象庁によると、鹿児島県伊佐市付近の上空は、12日朝は気圧の谷の影響で雲が広がり、午前11時すぎから正午ごろにかけてやや発達した雨雲が西から東へ通過していた。
伊佐市大口にあるアメダスの観測点では、正午までの1時間に3.5ミリの雨を観測し、正午には東よりの弱い風が吹いていた。
鹿児島地方気象台は、12日未明、伊佐市を含む鹿児島県薩摩地方などに雷注意報を発表し、朝から昼前にかけて急な強い雨や落雷、突風に注意するよう呼びかけていた。

不明ヘリは、OH6ヘリコプターで全長9.3メートルの4人乗りの小型ヘリコプターで、海上自衛隊ではパイロット養成の練習機として鹿屋基地の教育航空隊に配備されている。
以上、報道

安全に不時着したことを祈るだけだ。