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15日、北九州市小倉北区で昨年5月に歯科医師の男性が足などを刺されて重傷を負った事件に、特定危険指定暴力団・工藤会の組幹部らが関与したとして、逮捕されていたことがわかった。福岡県警はほかの容疑者についても容疑が固まり次第、逮捕する方針だという。

事件はかなり根が深く、被害者の歯科医師は1998年に射殺された脇之浦漁協(現北九州市漁協)の元組合長の孫にあたる。

県警は昨年9月から工藤会壊滅に向け一斉捜査を進めており、民間人襲撃を巡って複数の幹部らが逮捕されるのは、北九州市の元漁協組合長射殺事件、福岡市の看護師刺傷事件に続き3回目となる。

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