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化学肥料大手で全国農業協同組合連合会(JA全農)系のコープケミカルと丸紅系の片倉チッカリンは17日、今年10月に合併する方針を発表した。
本経営統合は、果樹・園芸用有機複合肥料を得意とする片倉チッカリンと、米麦向け化成肥料を得意とするコープケミカルとの経営統合であり、本経営統合により、全ての営農類型をカバーする日本最大の売上規模の肥料会社が誕生する。
存続会社は片倉チッカリンで合併比率は、片倉チッカリンの1に対してコープケミカルの0.275となっている。
以上、

日本の肥料会社の規模の小さいこと。
合併割合の差がありすぎるが、片倉チッカリンは不動産持ち会社として知られかなりの含み資産を有する。

<片倉チッカリン>
大分駅の再開発地区に位置する旧大分工場跡地の不動産を、20億円かけ商業複合施設ビルを開発する。ただ、土壌汚染が発覚、その除去に1億63百万円(特損計上へ)かかるそうだ。
また、同区画内の大分駅南土地区画整理事業施行地区19街区符号1の所有地を、福岡のマンションデベロッパーのファミリーに3億78百万円で売却することを決定している。簿価は12百万円(売却益3億54百万円を特別利益計上)という。譲渡予定日2月12日、こちらは、土壌汚染問題はなかったのだろうか。

2014年3月決算
連結/百万円
片倉チッカリン
コープケミカル
単純合計
売上高
21,959
22,762
44,721
営業利益
929
540
1,469
経常利益
985
433
1,418
当期利益
531
139
670
純資産
11,400
7,716
19,116
総資産
21,174
24,928
46,102
純資産率
53.8%
31.0%
41.5%