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ウクライナは、東部にはロシア人が多数を占め、ソチ冬季オリンピック時のクーデターを契機にウクライナ人との民族紛争に至っている。ロシア人たちに対する武器は、ロシアから供給されている。また、ロシアは軍隊を義勇兵だとして参戦させている。
ウクライナの武器は、元々所有する武器がほとんどであるが、当然欧米からも調達している。

アメリカは現在、ミサイルや無人機などを含めた最新兵器の供与を検討している。

このまま、停戦が実現しなければ、元々クーデターを、CIAを使い実行させた米国であり、ミサイルや無人攻撃機の供与を行うことになる。
ウクライナ側は、ポロシェンコ大統領の停戦命令に従わない先のクーデターで主役を務めた民族右派が、傘下の義勇兵に戦闘を続けさせると述べており、ウクライナの正規軍ともども、一向に戦争はおさらないどころか拡大している。

今では、アメリカは軍隊を派遣せず、世界中に武器のばら撒き掛かりを担当している。このままではウクライナは、間接的なアメリカとロシアの武器戦争に移り、米・露製のミサイルの打ち合いとなり、内戦は急拡大することになる。
今回の停戦合意は、内戦拡大=殺し合いの最後の機会だ。

報道では、
ウクライナ東部の停戦合意を巡り、国連安全保障理事会は17日、全関係者に対して停戦の履行を求める決議を全会一致で採択した。
ウクライナ国防省は同日、過去24時間でさらに政府軍の兵士5人が殺害されたと発表。15日に発効した停戦合意は早くも崩壊しつつある。
安保理の声明では、同国東部の要衝デバリツェボ周辺で続く戦闘に対して「重大な懸念」を表明し、この戦闘のため市民に多数の犠牲者が出ていると指摘。また、拘束者に対する「人道的な」扱いを求めた。
ウクライナ国防報道官は16日の時点で、親ロシア派の武装勢力との戦闘で治安部隊の5人が死亡し、同日までに少なくとも129回にわたって停戦が破られたと述べていた。
ウクライナ東部のデバリツェボ市では17日に大規模な衝突が起き、政府軍も親ロシア派も撤退する構えは見せていない。
 以上。

即時停戦せよ。