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中国国家統計局が発表した2月の消費者物価指数(CPI)は、前年比1.4%上昇で、ロイターが集計した予想(同0.9%上昇)を大きく上回った。
前月比では1.2%上昇で、これも市場予想(同0.8%上昇)を上回った。
生鮮野菜など食品価格CPIは前年比2.4%上昇、食品以外は0.9%上昇だった。野菜は季節や豊不作による一過性のもの。

一方、2月の生産者物価指数(PPI)は前年比4.8%低下で、市場予想(同4.3%低下)以上の下落幅となった。前月比でも▲0.7%減となり、指標で見る限り共に12ヶ月連続してマイナスとなっている。

特に12月・1月・2月は下落幅が大きくなってきており、注視していく必要がある。
汚職撲滅強化政策も習体制の基盤を磐石なものにするため必要だろうが、そろそろ本格的な金融・経済対策が必要だろう。しかし、全人代では、GDPの目標数値に固執すべきではないと発表している。今度中国はどうなることやら・・・。


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