独検察当局は２６日、フランスの山中に、乗客乗員計１５０人を 乗せたドイツLCC航空会社のジャーマンウィングス社が運航する旅客機が墜落した事故で、「故意に事故機を墜落させた」とされるドイツ人のアンドレアス・ ルビッツ副操縦士（２７）が両親と同居していた独西部モンタバウアーの自宅や、独デュッセルドルフに所有していたアパートなど関係先を家宅捜索した。

アンドレアス・ルビッツ副操縦士の一部の周辺情報では「燃え尽き症候群」だった過去を明かしている声もあるという。

＜燃え尽き症候群（Burnout Syndrome）＞
一定の生き方や関心に対して献身的に努力した人が、期待した成果が得られなかった結果、突如、無気力状態になってしまうことがあるとされる燃え尽き症候群（Burnout Syndrome）。

慢性的で絶え間ないストレスが持続すると、意欲を無くし、社会的に機能しなくなってしまう症状で、一種の心因性（反応性）うつ病とも説明されている。
極度のストレスがかかる職種や、一定の期間に過度の緊張とストレスの下に置かれた場合に発生するという。会社の倒産と残務整理、リストラ、家族の不慮の死と過労などに多いと言われている。